中古マンションを購入・リノベーションするメリットとは？費用相場や注意点も解説｜不動産売却コラム

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中古マンションを購入・リノベーションするメリットとは？費用相場や注意点も解説

2024-06-30

リフォーム中古

中古マンションを購入・リノベーションするメリット

中古マンションを購入・リノベーションするデメリット

中古マンションを購入してリノベーションする流れ

中古マンションの購入・リノベーションにかかる費用

中古マンションの購入・リノベーションにおける注意点
1. ①リノベーションできない場合がある
2. ②ローンの借入期間が短く、借入金額も低いケースが多い

まとめ

最近は、新築ではなく中古のマンションを購入し、リノベーションする方が増えています。中古物件を購入・リノベーションする際は、必要なコストや注意すべきポイントを理解しておくことが大切です。

本記事では、中古マンションを購入してリノベーションするメリット、デメリットを詳しくご紹介します。かかる費用や具体的な流れについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1.中古マンションを購入・リノベーションするメリット

中古マンションを購入してリノベーションするメリットは、次のとおりです。

①新築よりも安く済む

中古マンションは、一般的に新築マンションよりも安く購入できます。リノベーション費用を含めたとしても、新築物件を購入するよりコストを抑えられるケースが多いのが特徴です。

「なるべく安く理想の住まいを手に入れたい」という方におすすめの方法といえるでしょう。

②デザインや間取りの自由度が高い

中古マンションを購入して、壁や柱、床などを全て解体する「スケルトンリフォーム」を行えば、間取りの変更はもちろん使用する素材も自由に選択できます。

内装も設備も自由度が高く、自分好みにリノベーションすることが可能です。

③物件の選択肢が増える

新築マンションを購入する場合やリノベーションをしない場合は、既に完成している物件から選ばなければならないため、選択肢が狭まってしまいます。

一方、中古マンションをリノベーションする場合は、新築だと高額で手が届かないような立地・構造の物件も購入できる可能性があり、選択肢が一気に広がるのがメリットです。

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2.中古マンションを購入・リノベーションするデメリット

中古マンションを購入してリノベーションする場合のデメリットについて、詳しく解説しましょう。

①耐震性や断熱性、耐久性が低い恐れがある

築年数の古い中古マンションは、建物の老朽化が進んでいる恐れがあります。また、耐震性や断熱性など住宅性能が低い物件もあるため、注意が必要です。

例えば、1981年以前からある中古マンションは旧耐震基準で建てられているため、耐震補強が必要となるケースが考えられます。新築物件であれば心配する必要のないポイントも、考慮しなければならないと覚えておきましょう。

②住み始めるまでに時間がかかる

中古マンションをリノベーションする場合、打ち合わせや工事に時間がかかるため、購入してすぐには住み始められません。入居のタイミングによっては、仮住まいが必要なケースもあります。

物件購入からなるべく短期間での入居を希望する方は、できるだけ早いタイミングで不動産業者に相談することが大切です。

③ローンの審査に通りづらい

中古マンションは新築物件に比べて安く購入できる一方で、建物の資産価値が低いため、ローンの審査は厳しくなる傾向があります。金利が高くなるケースも多いため、注意が必要です。

また、全ての中古マンションで住宅ローンが組めるわけではない点も覚えておきましょう。

3.中古マンションを購入してリノベーションする流れ

中古マンションを購入してリノベーションをするまでの大まかな流れは、次のとおりです。

1. 物件選び～決定
2. 見積もり
3. 住宅ローンの申し込み
4. 物件の売買契約
5. リノベーションのプラン作り～契約
6. 完成・引っ越し

リノベーションの内容によって施工期間は異なるものの、およそ2〜3カ月かかると考えておきましょう。

また、物件選びの段階からリノベーションのプラン作りを始めておくと、失敗や後悔のリスクを軽減できます。

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4.中古マンションの購入・リノベーションにかかる費用

ここからは、中古マンションの購入やリノベーションにかかる費用を詳しくご紹介します。

①購入にかかる費用

住宅金融支援機構が実施した「2022年度フラット35利用者調査」によると、2022年度における中古マンションの平均購入価格は全国で3,156万9,000円、首都圏では3,518万円でした。

エリアや間取り、仲介業者などによっても金額は大きく変動しますが、近年は建築業界の人材不足や資材の高騰などによって、中古マンションの売却相場が高値で推移しています。そのため、マンションの購入・リノベーションを検討している方は、なるべく早いタイミングで決断するのがおすすめです。

②リノベーションにかかる費用

リノベーション工事にかかる費用の目安は、およそ300〜1,000万円です。築年数やリノベーションする箇所によって、費用は大きく異なります。

もちろん、フルリノベーションではなく、必要な箇所のみリフォーム工事をすることも可能です。リフォーム場所ごとの費用相場は、次のとおりです。

リフォーム場所	費用相場
キッチン	150〜300万円
リビング	150〜450万円
洗面所	20〜50万円
浴室	50〜150万円
トイレ	20〜50万円

築年数が古い物件であればあるほど、水回りの老朽化が目立ちます。気持ちよく住むためにも、予算に応じて必要箇所のリフォームを検討しましょう。

③入居後にかかる費用

リノベーション後、実際に入居してからかかる費用としては、次のようなものが挙げられます。

・固定資産税
・引っ越し費用
・管理費
・修繕費

購入費用やリノベーションの費用ばかりに目が行きがちですが、上記のコストについても把握しておく必要があります。

5.中古マンションの購入・リノベーションにおける注意点

中古マンションを購入してリノベーションする際には、次の2つのポイントに注意しましょう。

①リノベーションできない場合がある

マンションの構造によっては、リノベーション工事ができないケースもあります。例えば、マンションの管理規約でリノベーションできる範囲が制限されていたり、壁を居抜けなかったりする場合もあるので注意が必要です。

購入予定の物件がリノベーションに対応しているか、事前に確認しておきましょう。

②ローンの借入期間が短く、借入金額も低いケースが多い

中古物件の場合、新築物件に比べてローンの借入期間が短く、借入できる金額も低く設定される傾向にあります。

住宅ローンを組んで中古マンションを購入しようとお考えの方は、希望する借入期間・借入金額を満たせるかを事前にチェックしてください。

6.まとめ

中古マンションを購入してリノベーションすると、さまざまなメリットがあると分かりました。その一方で、注意点も存在するため、メリットとデメリットをよく理解した上で検討していくことが大切です。

中古マンションの購入やリノベーションを検討している方は、ぜひハウスウェルにご相談ください。ハウスウェルなら物件の価値を見出し、適切なご提案やアドバイス、手厚いサポートをご提供いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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