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2020-11-08
65歳以上ならリバースモーゲージという選択肢
リースバックとよく似たものに、リバースモーゲージがあります。終活のような老後の生活設計で話題になる不動産の活用方法です。
自宅を金融機関に担保設定してもらってまとまった現金を借り入れできます。そして借入金は契約した本人が死亡すると、自宅を売却して返済に充当するしくみです。
リバースモーゲージを利用できるのは基本的に65歳以上の高齢者。
死亡時に一括返済する融資方法のためです。
リースバックのように生前に売却して賃貸物件になるのと違って、住宅の所有権は本人が持ち続けます。
したがって、リバースモーゲージの住人は固定資産税の納税義務も負います。
また、リースバックは賃貸で住んでいても買い戻しが可能ですが、リバースモーゲージでは死亡時に自宅を売却しなければなりません。
住宅に同居できるのは配偶者のみで、賃貸で住み続けるリースバックではそれまで通り家族と同居できて生活が変わらない点と大きく異なります。
リースバックが向いている人
リースバックとリバースモーゲージでは、利用がおすすめの人に違いがあります。
死亡時に自宅を売却して一括返済するリバースモーゲージでは、高齢者で老後の資金を手にする目的での利用が一般的です。
死後に相続の予定もなく、住宅を手放す代わりに、まとまった現金を元に老後の生活設計ができるからです。
一方で、リースバックは現役世代で住宅ローンの返済が続いている、まとまった現金が必要であるといったケースに適しています。
住宅の所有権は売却先の不動産会社に移って、賃貸代を支払いながら住宅に住み続けます。
どちらを選ぶほうがいいのか大きなポイントは、将来買い戻しができるかどうかです。
リースバックは所有権が売却先に移った後でも、希望によって買い戻しができるしくみとなっています。
とくに事業性資金を手に入れるためにリースバックを利用する場合、キャッシュフローが安定したら自宅を買い戻しすることも可能。
そのため、比較的若い世代で自宅を再び買い戻したい場合はリースバックを、シニア世代で老後のためにまとまった資金が必要で、死後に住宅を手放すのが問題ない場合はリバースモーゲージがおすすめといえます。
ちなみに、リバースモーゲージは60歳または65歳以上が対象の場合がほとんど。死後に住宅の処分を考えている、老人ホームの入居で自宅が不要になる、といった高齢者に向いています。
リースバックの注意点
リースバックでは、所有権は売却先の不動産会社に移転するものの、そのまま賃貸で住み続けられるのが最大のメリットです。
ただし、その場合の賃貸借契約は定期借家と呼ばれて、契約期間が過ぎると一旦契約は終了します。
更新も可能ですが、一般的な賃貸物件と同じようにいつまでも住み続けられるかどうかは未知数。
そのため、生計や資金繰りが落ち着いたら買い戻しを前提に利用する場合は、慎重に行いましょう。
まとめ
・リースバックは住宅を売却して賃貸(リース)で住み続けられる
・リースバックの契約時にまとまった現金が手にできる
・リースバックは将来的に買い戻しが可能
・リバースモーゲージは死亡時に一括返済するため高齢者向き
・リースバックの賃貸借契約は途中で終了するリスクも
自宅に住み続けながらまとまった現金を手にできるリースバック。リバースモーゲージとの違いにも注意しながら、目的に沿った活用を考えてみましょう。
専門知識や経験がないと複雑で難しいことがほとんどです。
ぜひ弊社にご相談ください。
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