不動産のAI無料査定とは？メリットやデメリット、訪問査定との違いを解説｜不動産売却コラム

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不動産のAI無料査定とは？メリットやデメリット、訪問査定との違いを解説

2024-05-17

不動産売却査定

不動産のAI査定とは

不動産のAI査定の使い方
1. ①必要事項を入力する
2. ②査定価格をチェックする

不動産のAI査定を利用するメリット
1. ①匿名で利用できる
2. ②査定結果が短時間で分かる

不動産のAI査定を利用するデメリット

不動産のAI査定と訪問査定の違い

まとめ

「家の査定を不動産会社に依頼したいけれど、まずは手軽に査定額を知りたい」とお考えの方におすすめなのが、不動産のAI査定です。インターネット上で利用できる無料サービスもあり、なかには優れた査定機能を持つものもあります。

しかし、AIは万能ではないため、使い方を間違ってしまうと査定価格と相場価格に大きなずれが生じてしまう点に注意が必要です。

そこで本記事では、不動産のAI査定について詳しく解説します。実際の使い方の流れや利用するメリット・デメリット、訪問査定との違いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1.不動産のAI査定とは

不動産のAI査定とは、人工知能（AI）を駆使して不動産の市場価格を予測する方法です。過去の取引情報などをもとに、短時間で物件の価値を分析し、査定価格を出してくれます。

不動産のAI査定ならインターネット上で利用できるため、いつでもどこからでも簡単にチェックできます。また、不動産会社に査定を依頼せずに利用できるため、時間をかけずにおおまかな価格を知りたい方におすすめの方法です。

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2.不動産のAI査定の使い方

不動産のAI査定を利用するときの大まかな流れをご紹介します。

①必要事項を入力する

不動産のAI査定を利用できるWebサイトにアクセスして、マンション、一戸建てなど査定対象の物件の種類を選択します。利用するAI査定によって必要な情報は異なるものの、一般的な入力事項は次のとおりです。

マンション	一戸建て
・マンション名・専有面積・間取り・所在階・方角・構造・室内の状態など	・所在地（都道府県や市区町村、町名）・延床面積・土地面積・築年数・構造・方角・室内の状態など

②査定価格をチェックする

必要事項の入力が完了したら、査定価格をチェックしましょう。AI査定では、不動産会社へ物件に関する情報を送らなくても査定額を算出できるため、誰でも気軽に利用できる点が魅力です。

3.不動産のAI査定を利用するメリット

不動産のAI査定を利用するメリットをご紹介しましょう。

①匿名で利用できる

不動産会社に訪問査定を依頼する際は、個人情報を共有しなければなりません。しかし、AI査定のなかには、匿名での査定を依頼できるケースがあります。

不動産会社に住所や氏名、電話番号などの大切な情報を伝えることに抵抗がある方には、大まかな査定額を知れるAI査定の利用がおすすめです。

②査定結果が短時間で分かる

AI査定では、AIが過去の取引情報や事例を参考に査定価格を算出するため、最短で数秒、長くても数分という短時間で査定結果が分かります。

不動産会社に直接査定を依頼すると、資料のみで査定額を算出する「机上査定」でも即日〜3日、実際に物件をチェックした上で査定額を算出する「訪問査定」では1週間程度かかるケースが一般的です。

不動産会社が営業していない時間帯でも気軽にすぐ査定額をチェックできる点が、 AI査定の大きなメリットといえるでしょう。

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4.不動産のAI査定を利用するデメリット

不動産のAI査定は手軽に利用できる一方で、いくつか注意すべきポイントもあります。ここでは、AI査定のデメリットをお伝えしましょう。

①正確な査定価格が分からない

不動産のAI査定では、物件の状態や修繕状況については考慮されないケースが多いため、正確な査定価格が分かりづらいのがデメリットです。現地を確認しないと分からない部分が価格に反映できないので、不動産会社による査定よりも精度は劣ります。

さらに、AI査定では過去の取引データをもとに分析するため、地域の特性や市場動向を含めた査定額を出しづらい点も大きな特徴です。特に、マンションよりも一戸建ての査定の精度が低い傾向にあります。同じエリアにある不動産だからといって、条件は一つひとつ大きく異なるため、注意が必要です。

②査定価格の根拠を知れない

不動産のAI査定では、査定額の根拠を知ることができません。不動産会社に直接査定を依頼した場合は、「なぜこの査定価格になったか」を担当者に質問できます。しかし、AI査定はあくまでも概算の価格を出すのみなので、売却を真剣に検討している方にとっては不十分な情報といえるでしょう。

③AI査定だけでは不動産を売却できない

家を売却する場合、不動産会社による訪問査定を依頼しなければなりません。なぜなら、AI査定では正しい価格を算出できないためです。

訪問査定では、査定のプロが不動産を直接チェックした上で査定価格を算出してくれます。査定価格は、売出価格を決める際にとても大切な情報です。

また、AI査定では、売り主の希望を反映させた売出価格の算出もできません。不動産会社の担当者に相談しながら売却価格の目安を決めるためにも、不動産会社の訪問査定を検討しましょう。

5.不動産のAI査定と訪問査定の違い

不動産のAI査定と訪問査定の大きな違いは、次の2つです。

・査定を行う人
・査定額を算出する際に利用するデータ

AI査定の場合はAIが査定価格を算出するのに対し、訪問査定では不動産会社の担当者が現地に出向いて査定を実施します。

訪問査定では、所有者へのヒアリングや物件の状態、隣地との境界など細かな点をチェックした上で、査定価格を提示してくれるのです。また、査定に関することだけでなく、売却にかかる費用や資金計画などについてもさまざまなアドバイスを受けられます。

ただし、なかにはわざと相場よりも高い査定額を提示して、契約に結び付けようとたくらむ悪質な業者も存在します。そのため、信頼できる不動産会社を見つけることがとても大切です。

また、AI査定では過去の取引実績データをもとに査定価格を算出しますが、訪問査定の場合は過去の取引事例だけでなく、最新の市場状況や現地調査の結果を含めて査定額を提示してくれます。

精度の高い査定価格を知りたい方や本気で不動産の売却を検討している方は、AI査定だけでなく、不動産会社による訪問査定を受けましょう。

6.まとめ

不動産のAI査定について詳しく解説しました。最近では人工知能の開発が進み、高性能なAI査定サービスも増えてきています。ただし、訪問査定と比較すると査定価格の妥当性や正確性に欠けてしまうため、あまりおすすめはできません。

所有する不動産を適切な価格で売却したい方は、AI査定と併せて訪問査定も活用し、効率よく売却活動を進めていきましょう。

一戸建てやマンションの売却を検討している方は、ぜひハウスウェルにご相談ください。ハウスウェルなら物件の価値を見出し、適切なご提案やアドバイス、手厚いサポートを提供いたします。訪問査定も机上査定も随時受け付けています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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