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重機が入らない土地の建物を解体したい!手壊し解体の費用相場を解説

2024-10-06

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重機の入らない土地を相続してしまった人のなかには、「どのように解体すればよいか」と悩んでいる人も少なくないでしょう。重機が入らない土地の建物を解体する際は、手壊し解体という手段が取られます。手壊し解体とは、重機を使わずに人の手で建物を解体する方法です。

本記事では、手壊し解体の流れや費用相場などを詳しくご紹介します。建物の解体工事を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.手壊し解体とは?


手壊し解体とは?

手壊し解体とは、文字どおり「重機を使わずに建物を解体する方法」です。主に、重機が入れない場所や高低差のある場所において、人力で解体作業を行います。具体的には、解体バチやチェーンソーなどの機械を使って壁や柱を壊したり、切断したりして建物を解体していきます。

2002年に施行された建設リサイクル法では、重機のみで一気に建物を取り壊す「ミンチ解体」が禁止されました。そのため、近年では重機による解体と手壊し解体を組み合わせる「重機併用手壊し工法」が主流となっています。

 

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2.建物の手壊し解体が必要とされる理由


建物の手壊し解体が必要とされる理由

建物の手壊し解体が必要とされる2つの理由を解説します。

 

①重機が入らない


重機が入らない土地では、手壊し解体が必要です。作業する現場が奥まった場所にあるケースや、道幅が狭いケースなどが挙げられます。

重機が入ることで近隣住宅を傷付ける恐れがあったり、安全を確保できなかったりする場合も、手壊し解体が選ばれる可能性が高いでしょう。


 

②騒音を出せない


重機を使用した解体工事は、想像以上の騒音を伴います。そのため、解体工事をする際は、事前に近隣住民に説明して理解を得なければなりません。

騒音を受け入れられない住民がいると、重機による解体工事は難しくなります。その場合は、手壊し解体によって騒音を最小限に抑える工夫が必要です。

 

3.手壊し解体をすべき3つの条件


手壊し解体をすべき3つの条件

手壊し解体を選択すべき3つの条件をご紹介します。

 

①建物に面している道路の幅が2メートル以下


まず、解体する建物までの道路が狭いケースが挙げられます。

一般的な重機が通るのに必要な幅はおよそ2メートルのため、現場までの道幅が2メートル未満の場合は重機が立ち入れません。建物に面した道路の幅が十分だとしても、途中の道幅が狭かったり、曲がり角が鋭角だったりすると、手壊し解体が必要になります。


 

②道路と解体する建物に高低差がある


道路よりも建物のある土地の方が高い場所にあったり、逆に低い場所にあったりする場合も、手壊し解体が必要です。例えば、高台にある建物や、半地下にある状態の建物などが該当します。

ただし、多少の高低差であれば、クレーンを使って重機を運び入れることも可能です。道路と土地の高さが異なる場合は、事前に解体業者に相談しておきましょう。


 

③人通りと交通量が多い


商店街や繁華街のような人通りが多い場所や、交通量の多い道路に面している場所では、手壊し解体が必要なケースがあります。トラックや重機によって交通の流れを止めてしまう場合は注意が必要です。

ただし、一時的に流れを止めても影響が少ないエリアでは、重機を使って解体できるケースもあります。その場合は、所轄の警察署に申請をしなければなりません。申請をする際は、解体業者が有料で手続きを代行してくれるのが一般的です。

 

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4.手壊し解体を行うメリット・デメリット


手壊し解体を行うメリット・デメリット

手壊し解体を行うメリットとデメリットは、次のとおりです。
 
メリット デメリット
・騒音や振動の発生を抑えられる
・粉じんの飛散を抑えられる
・安全かつ丁寧な解体作業ができる
・近隣住宅を傷付けるリスクを抑えられる
・重機よりも時間と手間がかかる
・解体費用が割高になる

手壊し解体を行う最大のメリットは、安全、かつ丁寧に解体作業ができる点です。また、騒音や近隣住宅への影響を最小限に抑えられるため、ご近所トラブルに発展するリスクも回避できるでしょう。

一方で、手壊し解体の場合、解体工事が完了するまでに時間がかかる点が大きなデメリットです。工期が倍になれば、その分人件費も上乗せされてしまいます。解体コストが高額になる点にも注意が必要です。

 

5.手壊し解体の手順


手壊し解体の手順

手壊し解体を行う流れは、次のとおりです。
 
1. 足場を確保して養生をする
2. 木造家屋の内部から解体作業を開始する
3. 瓦部分や建物の本体を解体する
4. 廃材の分別・撤去をする
5. 地中障害物があれば撤去する
6. 土地をならす

重機を用いた一般的な解体工事が7〜10日程度で完了するのに対し、手壊し解体の場合は14〜20日程度かかります。
 

6.手壊し解体の費用相場


手壊し解体の費用相場

手壊し解体と一般的な解体工事の費用相場を比較してみましょう。
 
解体方法 費用目安
手壊し解体 4万〜18万円
重機解体(木造住宅) 3万円/坪〜
重機解体(軽量鉄骨住宅) 3万2,000円/坪〜
重機解体(鉄筋コンクリート) 5万円/坪〜

重機を使って解体するケースと比べて、手壊し解体は2倍程度の工期を要し、およそ2〜3倍のコストがかかります。木造や鉄骨など建物の構造だけでなく、地域ごとの人件費や廃材ごとの処分費用によっても大きく変わりますが、手壊し解体の費用相場は4万〜18万円程度と考えておきましょう。

通常の解体作業では、解体中に出てくる廃棄物を重機で運び、分別してからトラックで運搬します。しかし、重機が入れない現場では解体作業だけでなく運搬作業も人力で行わなければならないため、どうしても人件費がかさんでしまうのです。

人員管理の手間も増えてしまうことから、最終的なコストも割高になると覚えておきましょう。最終的にかかる詳しい費用を知りたい場合は、解体業者に見積もりを依頼してください。

 

7.まとめ


まとめ

手壊し解体はさまざまな理由で必要とされるものですが、時間もコストもかかります。建物の解体が必要な場合は、手壊し解体を行うメリットとデメリットをよく理解した上で、解体業者に依頼しましょう。

手壊し解体は、重機を使う一般的な解体作業の2倍程度の工期を要します。費用もおよそ2〜3倍かかりますが、最終的なコストは立地条件や建物の構造などによって大きく変動します。コストについて詳しく知りたい場合は、複数の解体業者に相見積もりをしてもらい、信頼できる業者を見つけましょう。

手壊し解体が必要な不動産をお持ちの人は、ぜひハウスウェルまでご相談ください。ハウスウェルでは、不動産の売買はもちろんリフォームやリノベーション工事、不動産の活用方法など、不動産に関するお悩みごとをトータルサポートしています。

相続した不動産を建て替えるべきか、そのままの状態で売却すべきかと悩んでいる人も、お気軽にお問い合わせください。

 

信頼できる不動産会社をお探しの方は、ハウスウェルにお任せください!ぜひご覧ください

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