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老後の住み替えは賃貸・購入どちらがおすすめ?メリット・デメリットを解説!

2024-10-28

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お子さんが独立したことをきっかけに、現在住んでいる自宅からの住み替えを検討している人も少なくないはずです。サイズダウンした物件を購入すべきか、それとも賃貸物件への住み替えをすべきか悩んでいる人も多いでしょう。

安心して老後生活を送るためには、どのような住居に住むかを考えることはとても大切です。

そこで本記事では、老後の住み替えを検討している人に向けて、賃貸・購入のメリットやデメリットを詳しく解説します。

 

1.老後は持ち家・賃貸のどちらが多い?


老後は持ち家・賃貸のどちらが多い?

総務省が2023年に実施した、施設に入居していない60歳以上の男女を対象とした調査結果によると、持ち家に住んでいる人の割合は全体の84.5%でした。一方で、賃貸住宅に住み続けている人の割合は、全体の12.8%にとどまりました。

世の中の風潮として、ひと昔に比べるとマイホームの購入にこだわらない人が増加傾向にあるものの、高齢者の多くが持ち家に住んでいることが分かるでしょう。

特に、東京のような大都市に比べて、地方になればなるほど住宅を所有する人の割合が増える傾向にあります。一方で、不動産が高額な都市部では、賃貸物件を選ぶ人の割合が多くなります。

最近は、若い頃に不動産を購入しても一生住み続けるのではなく、老後に持ち家を売却し、サイズダウンした住宅への住み替えを検討する人も増えているようです。

国土交通省の調査結果によると、住宅を初めて購入するのが最も多い年代は30〜40代、2回目以上の購入は60代が最も多いとされています。つまり、老後に家を新たに購入するケースは珍しくありません。

参照:令和5年度 高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果|内閣府
参照:平成29年度 住宅市場動向調査 報告書 |国土交通省

 

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2.老後に賃貸物件に住むメリット・デメリット


老後に賃貸物件に住むメリット・デメリット

老後に今住んでいる物件を売却し、賃貸物件に住み替えるメリット・デメリットを詳しく解説しましょう。

 

①メリット


老後に賃貸物件へと住み替えるメリットは、次のとおりです。
 
・ライフスタイルの変化によって自由に住み替えられる
・初期費用が安く済むケースが多く、固定資産税がかからない
・修繕費を工面する必要がなく、管理会社がメンテナンスしてくれる

賃貸住宅に住み替える場合は、家族構成や収入の変化に応じて身軽に引っ越せるのが大きなメリットです。定年を迎えて家計の状況が厳しくなったとしても、賃料の安い物件を選ぶことでランニングコストを抑えられるでしょう。

また、住み替えをする際のコストを抑えやすい点もメリットの一つです。住み替える物件によるものの、家賃の2〜6カ月分の初期費用さえ用意できれば、修繕費や固定資産税などを支払う必要はありません。

メンテナンスはオーナーや管理会社が担当してくれます。老後に自宅を管理したくない人にも、賃貸物件が向いているといえるでしょう。


 

②デメリット


老後に賃貸物件へと住み替えるデメリットは、以下のとおりです。
 
・毎月の家賃が発生する
・引っ越し代や敷金・礼金などを支払わなければならない
・歳をとるにつれて賃貸物件を借りにくくなる

賃貸物件に住み替える最大のデメリットは、毎月の家賃が発生する点です。日本人の平均寿命は年々長くなっており、人生100年時代ともいわれています。定年まで貯蓄をして退職金を受け取れたとしても、毎月数万円の賃料を支払い続けることが大きな負担となるケースも少なくありません。

また、引っ越しをする際には、引っ越し代金や敷金・礼金などの諸費用も発生します。賃貸物件は住み替えがしやすいというメリットがあるものの、何度も引っ越しを繰り返すと家計を圧迫する原因となりかねないため、注意が必要です。

さらに、高齢になればなるほど、賃貸物件を借りづらくなるというリスクもあります。孤独死や認知症などを心配するといった理由から、入居を断られるケースも珍しくありません。

建て替えや被災によって立ち退きを求められたり、家賃が値上げされたりして、予期せぬ住み替えが必要となる場合もあると覚えておきましょう。

 

賃貸すべきか・購入すべきか悩んでいる人は、ハウスウェルにお任せください!お問い合わせはこちら

 

3.老後に持ち家を購入し住み替えるメリット・デメリット


老後に持ち家を購入し住み替えるメリット・デメリット

老後に現在住んでいる持ち家を売却し、新たに物件を購入して住み替えるメリット・デメリットをご紹介します。

 

①メリット


老後に持ち家を売却して新たに物件を購入するメリットは、次のとおりです。
 
・ローンを完済すれば住宅費を抑えられる
・資産を残せる
・リフォームやリノベーションの自由度が高い

持ち家を売却して新たに物件を購入する最大のメリットは、老後の住宅コストを抑えられる点です。ローンを完済できれば、賃貸物件のように毎月の賃料はかからず、修繕費や固定資産税などのコストで済みます。売却したお金を購入費用に充てられれば、ローン負担額も抑えられるでしょう。

また、ローンを完済できれば、不動産という大きな資産を残せる点もメリットの一つです。毎月の家賃とローン返済額が同じ程度の金額だったとしても、賃貸物件は資産になることはありません。住み替えが必要となった場合でも、持ち家があれば売却したり、賃貸として貸し出したりすることで収益や収入を得られるでしょう。

さらに、賃貸物件は自由にリフォームやリノベーションができないケースがほとんどであるのに対して、持ち家は自由度が高いのも大きな特徴です。バリアフリー化したり、間取りを変更したりなど自由にリフォームやリノベーションができるので、快適に暮らせるでしょう。


 

②デメリット


老後に持ち家を売却して新たに物件を購入するデメリットは、以下のとおりです。
 
・ライフスタイルの変化に対応しづらい
・住宅ローンの負担がある
・売却したくでもできないケースもある

最大のデメリットは、気軽に引っ越しできない点です。賃貸物件よりも自由度が低いため、購入する際には「終のすみか」としてふさわしいかどうかをよく検討しなければなりません。

また、住宅ローンを組んで不動産を購入する場合は、毎月の住宅ローンの支払いが必要です。無理をしてローンを組んでしまうと、収入が下がった際に大きな負担となりかねません。現在住んでいる持ち家を売却する場合は、売却額がどの程度になるかを把握した上で住み替えを検討することが大切です。

さらに、さまざまな事情によって売却する必要が生じたときに、スムーズに売却できない恐れもあります。リセールする可能性も踏まえた上で、物件選びをしていきましょう。

 

4.まとめ


まとめ

持ち家を売却して賃貸物件に住み替える場合も、新たに不動産を購入して住み替える場合も、それぞれメリット・デメリットがあることが分かりました。

賃貸物件は、ライフスタイルの変化に合わせて手軽に住み替えたい人におすすめです。一方、お子さんに資産を残したい人や、リフォームやリノベーションを自由に行いたい人は、不動産売却後の新たな物件購入を検討しましょう。

現在お住まいの不動産の売却や老後の住み替えを検討している人は、ぜひハウスウェルまでご相談ください。

ハウスウェルでは、不動産の売買はもちろんリフォームやリノベーション工事、不動産の活用方法など、不動産に関するお悩みごとをトータルサポートしています。現在お住まいの不動産の価値を見出し、最適な住み替えについてアドバイスをいたしますので、お気軽にご相談ください。

 

信頼できる不動産会社をお探しの方は、ハウスウェルにお任せください!ぜひご覧ください

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