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2022-05-10
お互いに一生添い続けることを約束して行う結婚。しかし、残念ながら様々な理由により「離婚」を選択する夫婦も多くいます。
やむを得ず離婚することになると、多くの手続きが発生するもの。そのうちの1つが「離婚に伴う財産分与」です。その中でも「夫婦が住んでいた家」については、どうしたらいいのか見当が付かない方がほとんどではないでしょうか。
「売却したらどちらのお金になるの?」「お金は分けるべきなの?」「どちらかが家に住み続けても大丈夫なの?」と悩むことも多いはず。そこで今回は、離婚に伴う財産分与をスムーズに解決する方法を分かりやすくご紹介します。
夫婦が離婚することになったときには様々な手続きが必要ですが、その中の1つが「財産分与」です。
「財産分与」とは、夫婦で稼いだお金や資産を離婚する際にお互いに分け合うことをいいます。夫婦の間に共有の財産があれば、離婚するときに必ず行うのがこの財産分与です。
「でも財産分与ってどんな財産が対象になるの?」「分けるときの割合はどのくらい?」など疑問に思う点も多いでしょう。
その中でも「夫婦が住んでいた家をどうやって分けたらいいか分からない!」という方のために、これから財産分与の種類や家を分与する方法などを分かりやすく解説していきます。
財産分与の種類は理解できたけれど、家が分与の対象になるのかどうか気になりますよね。最初に確認する点は、「その住まいが分与の対象に含まれるか」という点なのです。
基本的には、上記2点のいずれかに当てはまる住まいが分与の対象になります。
・夫婦共同で購入したもの
・結婚している間に購入したもの
親から相続した家や土地、独身時代の貯金で購入したマンションなどの住まいは分与の対象になりませんのでご注意を。ただ、細かい知識が必要になるので、自分たちでの判断が難しい場合は弁護士や不動産会社などの専門家に相談しましょう。
あなたの住まいが分与の対象に含まれることが確認できれば、どのように財産分与するかを決めていきます。具体的な2つの方法をチェックしていきましょう。
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3.夫婦のうちに早めに話し合いを
ここまでご紹介してきた通り、離婚に伴う家の処理には難しい問題がたくさんあります。トラブルにならないために、離婚前のタイミングで夫婦でよく協議し、住まいの権利やローン返済についての取り決めを「合意書」などの公的な形で残しておくことが大切です。
また、注意点が1つあります。財産分与には期限があり、離婚後2年を過ぎると請求の申し立てができなくなってしまうのです。期限が近くなって慌てて決めてしまい後悔をしないように、住まいの現状だけでも早めに把握しておくとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。結果的に家を財産分与するためには大きく2つの方法があることをご説明しました。
それぞれの生活スタイルや住宅ローンの残債などを把握し、お互いの第二の人生をスムーズに始められるようにしたいですよね。そのために、子供との今後の生活や相手の生活のことを十分に考えていくことも必要です。
離婚前にじっくりと夫婦で話し合う場を設けて、後悔のない「別れ」を行うようにしましょう。この記事が少しでも財産分与について悩んでいる方のためになれば幸いです。
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