離婚をしてシングルマザーになり、今後の生活の保障のために保険への加入を検討している方もいらっしゃるでしょう。
「保険に加入したらいろいろと支払いが大変そうで……」
「保険はいろんな種類があるから、どれに加入していいのわからない」
などと、頭を悩ませているのではないでしょうか。
保険への加入を躊躇している方もいらっしゃるかもしれませんが、保険は万が一のトラブルがあった場合に自分と子どもを守ってくれる強い味方となります。
今回は、保険に関して悩んでいる方のために、保険加入のメリットやおすすめの保険の種類、保険加入の際の注意点などについて詳しく解説していきます。
1.シングルマザーが保険に加入するメリット
離婚をしてシングルマザーになった方のなかには、日々の出費を抑えるために保険に加入していない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、シングルマザーにとって保険加入にはさまざまなメリットがあります。そのメリットとは何か、これからご説明しましょう。
①病気や怪我への備え
シングルマザーは仕事・育児・その他の雑務を1人でこなさないといけないため、無理をして体を酷使し健康を害してしまう恐れがあります。しかし、病気や怪我をして仕事を休んだら収入が絶たれ、生活が困窮してしまう方もいらっしゃるでしょう。
そのような方のためにサポートしてくれるのが保険です。保険に加入して条件を満たしていれば、一定の補償金を受給できます。
②子どもの養育費への備え
学費など、子どものための養育費も重要ですよね。子どもが進学を希望しても、経済的に十分な余裕がないと子どもの希望を叶えてあげられません。
そこで、養育費に関して余裕がない方を助けてくれる保険もあります。保険に加入していれば、子どもの将来の夢を経済的に後押しできるのです。
③もしものときの備え
日頃から健康などに気を使っていても、万が一の不慮の事故などがあったら、残された子どもは誰からも面倒を見てもらえなくなってしまいます。
そのような残された家族の生活のことを想定した保険もあります。保険に加入していれば、遺族が補償金を受け取ることが可能です。
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2.シングルマザーにおすすめの保険3選
今後の生活への備えに対応してくれる保険にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、具体的な保険を3つご紹介します。
①医療保険
病気や怪我などの通院費用、入院や手術の費用を補償してくれるのが「医療保険」です。
医療費は、公的保険の対象外である場合はすべて自己負担となります。また、国や自治体から出る助成金は、所得などの一定の条件をクリアしないと受給できません。病気や怪我で仕事ができず収入が途絶えたうえに、高額の医療費まで支払う羽目になってしまうことも……。
しかし、医療保険に加入しておけば、病気や怪我を負った場合には給付金が受けられ、医療費や生活費にあてられます。
医療保険は特約の付帯が可能で、それにより先進的な治療などで高額の医療費がかかった場合の支払いにも対応できます。 ただし、特約の付帯にはさらに保険料がかかるため、自身の経済状況をふまえてよく検討しましょう。
②学資保険
契約時に保険金を受け取るタイミングを決めて、そのタイミングでお金を受け取れる、貯蓄型の保険が「学資保険」です。
学資保険のタイミングは契約によって異なり、幼稚園や小中学校、高校、大学に入るまでなどさまざまなタイミングがあります。そのタイミングまで定期的に保険料を支払い、貯蓄していく仕組みです。
シングルマザーのなかには、独自に子どものための学費を貯金している方もいらっしゃるでしょう。しかし、自分で貯金しようとすると、計画的に貯金ができなかったり、せっかく貯めたお金を他の用件で使ってしまったりするケースもあります。
学資保険を契約していれば、保険を解約するまで引き出すことはできません。また、払い込み免除の特約を付帯しておくことで、契約者に万が一の事態が起きた場合でも契約者の払い込みなしで保険金を受け取れます。
学費保険に加入していれば、計画的に学費を貯めることができるのです。
③収入保障保険
保険の対象者に万が一のことがあった場合、保険の対象者の家族に一定額の保険金が毎月支払われる仕組みが「収入保障保険」です。
シングルマザーに万が一のことがあったら、残された家族はお金がなくなり生活できなくなってしまうでしょう。親戚など面倒を見てくれる人がいれば問題ありませんが、母親がいなくなって路頭に迷ってしまう可能性もあります。そのような残された子どもを経済的に救うのが、収入保障保険です。
収入保障保険は、保険期間の経過と比例して保険金の受取総額が減少していきます。子どもの場合、年齢を重ねればそれだけ成人に近づき自分で働いて収入を得られる立場になるため、もらえる保険金の金額が徐々に減っていく仕組みです。
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3.保険に加入する際のポイント
各種保険には多くのメリットがありますが、加入すればそれだけ保険料の支払いが増えることになります。
自分の生活を補償してもらうために保険に入ったのに、定期的な支払いに追われて経済面に負担がかかってしまっては意味がありませんよね。どの保険に加入しようか考えることも大事ですが、少しでも保険料を抑えることも重要です。
ここでは、保険に加入する際に押さえておくべきポイントをご紹介します。
①公的制度の利用も検討する
保険に加入する前に、シングルマザーを対象とした公的制度の種類を調べておきましょう。シングルマザーが対象の公的制度には、以下のような種類があります。
・児童扶養手当
・ひとり親家庭等医療費助成制度
・住宅手当 ・就学援助制度
・高等学校就学支援金制度
・遺族年金
制度を受けるための条件や必要書類、受給額などを調べておいて、保険との兼ね合いを考えてみてください。
②毎月の支払額を減らす契約を
保険の種類によって、保険料の支払期間が長期であれば毎月の支払金額が減少する場合もあります。
生命保険には支払期間のプランが複数用意されているタイプがあり、長期契約だと月々の支払額が少なめです。月々の保険料の捻出が難しい場合でも、長期プランなら生活に負担をかけずに無理のない支払いができます。
ただし、長期の場合は支払総額が多くなるという特徴もあります。契約内容は途中で変更することも可能なので、自身の経済事情と照らし合わせながら支払い計画を立てましょう。
③少しでも早い加入を
シングルマザーの場合、年齢を重ねてからの加入はおすすめできません。若いときより年齢を重ねてからのほうが、病気や怪我などで働けなくなる可能性が高いためです。
働くことが困難になってから保険に加入しても、保険料を払うのは難しいでしょう。また、病気になった場合は通院・入院のための医療費もかかります。
保険は、働けなくなって収入が途絶えたときの生活を保障するためのもの。年齢を重ねて働けなくなったときのこと、重い病気にかかったときのことを想定して、早めに保険に入っておくと安心です。
4.まとめ
シングルマザーにとっての心強いサポートとなるのが、各種保険です。しかし、保険料を払うのは経済的に辛いなどの理由で、保険の加入を考えていない方もいらっしゃるかもしれません。
保険とは今すぐ役に立つものではなく、未来の生活を想定して支払いをするものです。どのような保険がシングルマザーに適しているか、しっかりと考えてみましょう。
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