「家を売却したいけれど、周囲の人に知られたくない」
「ご近所さんにバレずに家を売る方法が知りたい」
このようにお悩みの方はいませんか?さまざま事情から、家を手放したいと考えている人は少なくないはずです。しかし、誰にも知られずに売却することは難しいため、手放す方法を見極めなければなりません。
本記事では、近所の人に知られずに不動産を売却する方法や手順をご紹介します。家の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1.内緒で家を売却したい人は意外と多い
家を売る理由を詮索されてしまうと、ストレスがたまってしまいますよね。事情は人それぞれですが、こっそり自宅を売却したいと考える代表的な理由として、次の4つが挙げられます。
・離婚
・ローンが支払えない
・ご近所トラブル
・事故や事件の発生など |
なかでも、離婚や住宅ローンの支払いができなくなったケースでは、内緒にしたいと考える人が多く見られます。
「家を売りに出すと、離婚したことが周囲にバレてしまうのではないか」と悩む人は少なくありません。特に、子どもがいる家庭の場合、幼稚園や保育園、学校に通っていると、すぐに噂が広まってしまう恐れもあるでしょう。周囲の人たちに売却理由を詮索されることが、ストレスや悩みの原因になることもあります。
また、ローンの支払いが苦しくなったという金銭的な事情も、周囲には知られたくない問題の一つです。
このように、自宅の売却を周囲に知られたくない方は、売却方法を慎重に選ぶ必要があります。
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2.内緒で家を売却するのが難しい理由
ご近所の人に内緒にしたまま家を売るのが難しいとされる理由は、主に次の2つです。
・広告を打たなければならない
・内見希望者を受け入れなければならない |
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
①広告を打たなければならない
家を売却する際は、不動産会社が仲介をして第三者に売るのが一般的です。不動産会社は、売却するためにさまざまな手段を使い、多くの人に対して宣伝活動をしていきます。そのため、近所の人の目に触れるリスクがとても高くなるのです。
よくある宣伝方法として、次のようなものが挙げられます。
・チラシ
・フリーペーパーや新聞の折り込み広告
・店頭広告
・ネット広告や不動産のポータルサイトなど |
このように、不動産会社がさまざまな広告活動を行っていくなかで、近隣の賃貸住宅に住んでいる人をターゲットにするケースも多くなります。自宅周辺のエリアにチラシや広告が配られてしまう恐れもあります。
不動産会社の仲介を依頼する場合は、「なるべく秘密主義で売却したい」旨を伝えておきましょう。
②内見希望者を受け入れなければならない
購入希望者の内見も、近所の人たちにバレてしまう理由の一つです。物件の購入を検討している人が現れたら、その都度内見案内をしなければなりません。
人気の物件だと、希望者がひっきりなしに訪れることになります。知らない人が頻繁に出入りしている様子を見れば、周囲の人たちも勘付いてしまうでしょう。
いくら秘密にしたまま売却したくても、内見希望者の案内は避けられないため、気付かれないように売却するのはとても難しいといえます。
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3.ご近所に気付かれずに家を売却する方法
近所の人たちに気付かれずに自宅を売却する方法は、次の3つです。
・一般媒介契約を結んで売却する
・個人間売買で手放す
・不動産会社に買い取ってもらう |
それぞれの方法を詳しくご紹介しましょう。
①一般媒介契約を結んで売却する
不動産会社に仲介を依頼して売却する場合、ご近所に知られたくない方には「一般媒介」という方法を選ぶのがおすすめです。
不動産会社の仲介契約には、次の3種類があります。
|
一般媒介 |
専任媒介 |
専属専任媒介 |
契約する不動産会社の数 |
複数社と契約可能 |
1社のみ |
1社のみ |
他の不動産会社との情報共有 |
特になし |
7営業日以内にレインズへ登録 |
5営業日以内にレインズへ登録 |
販売状況の報告 |
特になし |
2週間に1回以上 |
1週間に1回以上 |
一般媒介は、複数の不動産会社との契約が可能であり、レインズ(不動産会社共通の情報システム)の登録義務がない点が大きな特徴です。
レインズに登録しないことは、他の不動産会社に情報提供をしないことを意味します。そのため、一般媒介であれば、売りに出している事実や情報が第三者に漏れるリスクを最小限に抑えられるというメリットがあります。
一方で、買い手が見つかりにくかったり、複数の不動産会社と契約すると不動産会社側がやる気を出してくれなかったりするケースもある点がデメリットです。一般媒介の場合は、売却に時間がかかる傾向があると覚えておきましょう。
②個人間売買で手放す
不動産会社に頼らずに、個人間で売却する方法もあります。全く知らない第三者に売却するのではなく、親族や知り合いに売却するケースがほとんどです。
広告を出さないため、近所の人に知られるリスクは少ない上、知っている人に売却するという安心感も得られるでしょう。また、不動産会社が介入しないので、仲介手数料も発生しません。
ただし、契約書の作成や取り交わしが困難で、金銭トラブルに発展しやすかったり、購入者が住宅ローンを組めなかったりする恐れがあります。また、ご近所トラブルや事故・事件があった場合は、その事情をきちんと説明した上で購入を判断してもらわなければならないため、自分で買い手を見つけることは難しいといえるでしょう。
③不動産会社に買い取ってもらう
近所の人に知られずに安心して家を売却したい方におすすめなのが、不動産会社に直接買い取ってもらう方法です。
不動産の買い取りが完了してから、自社ホームページや不動産のポータルサイトに掲載されるため、売却中にバレる心配はありません。また、買い手を見つける必要がないため、短期間で不動産を手放せて、早期に現金化することも可能です。
さらに、不動産を売却する際は、売り主が一定期間「契約不適合責任」を負うのが一般的ですが、業者による買い取りならその責任を負う必要はありません。契約不適合責任とは、物件に契約書の内容と異なる不具合や設備の故障があった場合に、売り主が補修する責任のことです。
売却後に排水管の劣化やシロアリ被害などが発覚したとしても、免責扱いとなるため、安心して売却できるでしょう。
ただし、不動産会社に物件を買い取ってもらう場合は売却価格が低くなる傾向にあり、仲介による相場の7〜8割程度で取引されるケースがほとんどです。
しかし、近所の人にバレずに売却したい方や早期売却を希望される方には、メリットの大きな売却方法といえるでしょう。
4.まとめ
通常の不動産仲介で売却すると、ご近所に知られるリスクが高まります。今回ご紹介した内容を参考に、最適な売却方法を選択しましょう。
さまざまな事情から売却する事実を誰にも知られたくない方や、なるべく早く家を手放したいとお考えの方は、ぜひハウスウェルにご相談ください。ハウスウェルなら物件の価値を見出し、適切なご提案やアドバイス、手厚いサポートをご提供いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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