売却実績No.1のハウスウェル

離婚訴訟|裁判に勝つ5つの「コツ」&判決までの流れ|不動産売却コラム|さいたま市・埼玉県の不動産売却はハウスウェル

不動産売却コラム

result


< コラムの一覧へ戻る

離婚訴訟|裁判に勝つ5つの「コツ」&判決までの流れ





離婚訴訟は、離婚を成立させるための「最後の手段」。話し合いや調停でも離婚が決まらなかった場合、離婚訴訟を行うことができます。

この記事では、

・離婚協議が終わって、今から離婚訴訟を起こしたい!
・離婚訴訟を起こされた……。今後どういう流れで進んでいくのか知りたい!
・離婚訴訟で勝つためのコツを知りたい!

という方のために、「離婚訴訟で勝つための5つのコツ」「離婚訴訟の流れ」などをご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてください。


 

1.離婚訴訟とは

 


離婚訴訟とは
離婚訴訟とは、離婚調停で解決しない場合に起こす裁判のこと。

家庭裁判所に離婚訴訟を提起することになります。調停は相手方の住所地の家庭裁判所に申し立てますが、訴訟はあなたの住所地の裁判所に提起しても大丈夫。

離婚そのものだけでなく、

・離婚後の親権
・財産分与
・年金分割
・養育費


などを、離婚と同時進行で決めていくように申し立てることもできます。また、離婚裁判とあわせて「慰謝料を求める裁判」を提起することも可能。

ただし、離婚訴訟を提起できるのは次の5つのどれかに該当する場合のみです。

・相手の不貞行為があった
・相手が正当な理由なく非協力的である
・相手の生死が3年以上不明
・相手が強度の精神病で回復の見込みがない
・その他婚姻生活の継続が難しい重大な理由がある


 

2.離婚訴訟の流れ

 


離婚訴訟の流れ
ここでは、離婚訴訟の流れを解説します。


 

①「裁判所に来てください」の手紙を送る



「訴えてやる!」と思い立ったら、まずは原告(訴える側)が訴状を作成し家庭裁判所に提出します。

訴えの提起を受けた家庭裁判所は、原告の都合を確認したうえで第一回の裁判期日を決定。期日が決まると、それぞれに以下の書面が交付されます。

原告に対して:「期日呼出状」
被告に対して:「期日呼出状」と「訴状」


一般的に、訴えの提起を受けた日から30日以内に裁判期日(第一回口頭弁論)を指定します。


 

②「答弁書」の提出



被告(訴えられた側)が「期日呼出状」と「訴状」を受け取ったあと、第一回の裁判期日の1週間前までに「答弁書」を原告と裁判所に提出します。

答弁書とは、訴状に書かれている内容に関して被告が反論を書いたものです。

・訴状のどこの内容が違うのか
・訴状のどこの内容が合っているのか


また、そのほか被告人の言い分があれば記載します。


 

③第一回口頭弁論



第一回口頭弁論で行われるのが、訴状や答弁書の陳述(意見や考えを口頭で述べること)です。そして多くの場合は、被告の「答弁」に対する原告の「反論」が次回期日に行われます。

なお、被告が裁判所に来ない場合でも、事件を「終結」することはできません。


 

④証拠調べ



証拠調べとは、争点について証拠を主張するために資料を提出したり、証人尋問を行ったりする手続きのこと。証拠調べが完了し、法廷での尋問が終わってから、約1〜3ヵ月後に「判決」が出されます。

 

⑤判決



判決後、相手方が控訴しないまま2週間の控訴期間が経過すると、判決が確定。いよいよ離婚に向けて最終段階に入ります。

 

⑥判決確定後、離婚届提出



裁判での判決内容に当事者同士が納得して離婚成立。正式には、離婚成立から10日以内に以下の書類を持って役場に離婚届を提出します。

・離婚届
・戸籍謄本
・判決書謄本
・確定証明書

 

離婚訴訟を起こしたい!不動産会社のハウスウェルへご相談を。お問い合わせはこちら


 

3.離婚訴訟の費用は?

 


離婚訴訟の費用は?
ここでは、離婚訴訟にかかる費用を解説します。離婚訴訟にかかる費用の内訳は大きく3つ。

・裁判所への手数料
・書類郵送の郵便切手
・弁護士費用


それぞれ詳しく見ていきましょう。


 

①収入印紙代



裁判所への手数料として「収入印紙」が必要です。裁判で請求する内容次第で金額が変わります。

【収入印紙代】 

 

項目 

収入印紙代 

離婚のみ(または離婚+親権者指定) 

13,000円 

離婚+財産分与請求 

13,000円+1,200円 

離婚+養育費請求(子1人あたり) 

13,000円+1,200円 

離婚+慰謝料請求 

「手数料額早見表」の金額と13,000円を比較して多いほうの金額分 

※「慰謝料請求に対する収入印紙代」は下記をご参考ください。
資料:裁判所 手数料額早見表 https://www.courts.go.jp/vc-files/courts/file3/315004.pdf 


 

②郵送切手代



離婚裁判では、重要な判決書などの書類は郵送でやりとりされます。そのため、裁判所にあらかじめ切手を納付しなければなりません。

相場は6,000円程度で、裁判所によって金額や切手の種類、枚数などが異なります。提訴先の裁判所に事前に確認しておきましょう。

ちなみに、東京家庭裁判所では以下の組み合わせです。

500円× 8枚
100円×10枚
 84円× 5枚
 50円× 4枚
 20円×10枚
 10円×10枚
  5円×10枚
  2円×10枚
  1円×10枚

裁判所:手続き案内 申立時に必要な予納郵便切手一覧表
https://www.courts.go.jp/tokyo-f/saiban/tetuzuki/index.html 


 

③弁護士費用



離婚裁判における弁護士費用の相場は、約30万円〜60万円。内訳は、主に「着手金」(正式に依頼を受けるときのお金)と「報酬金」(事件解決の際に支払われる報酬)です。

それぞれの費用の目安は以下の通り。

相談料……無料~30分5,000円
着手金……20万円~60万円
報酬金……30万円~60万円
 

また、財産分与や慰謝料請求がある場合は別途弁護士費用がかかりますので、覚えておきましょう。

参照:(旧)日本弁護士連合会弁護士報酬基準

https://www.kawagoe-law.com/pdf/fee201707.pdf 
参照:日本弁護士連合会 弁護士費用とは 
https://www.nichibenren.or.jp/legal_advice/cost/legal_aid.html 


 

4.離婚訴訟に勝つ!5つのコツ

 


離婚訴訟に勝つ!5つのコツ
離婚裁判で勝つためには、「裁判でいかに効果的に証拠を用いることができるか」がポイント。ここでは、離婚訴訟に勝つ5つのコツを解説します。


 

①映像や画像、音声をとる



不倫裁判の場合、相手がホテルに入る映像や画像は十分な証拠となります。さらにDV被害を受けているときの相手の罵声や暴言を記録していれば、それも重要な証拠に。

また、暴力によってできたあざやケガの写真も大切に保管しておきましょう。


 

②メールやLINE



不倫相手との間に不貞行為があったと判断できるメールやLINEは、不貞行為の証拠になります。また、相手から送られてきたメールやLINEに暴言や脅迫のような内容があれば、DVとしての十分な証拠になるので保存しておいてくださいね。

 

③診断書



相手から暴力を受けてケガをした場合、病院に診断書を出してもらいましょう。診断書は「暴力によってケガや病気になった」という心強い証拠となり、裁判で優位になります。

 

④証人



DVの場合、暴力行為を目撃した人がいれば証人になってもらいましょう。証言によって暴力があった事実を証明できます。

 

⑤日記やブログ



「〇月〇日、夜寝る前に暴力を受けてケガをした」など、被害を受けた状況を日々記録しておくことも重要です。日常の記録は信用性が高い証拠として認められます。

 

離婚訴訟をスムーズに終わらせたい……。その悩み、ハウスウェルが解決します!お問い合わせはこちら


 

5.離婚訴訟は弁護士と提携の不動産会社へ相談(まとめ)

 


離婚訴訟は弁護士と提携の不動産会社へ相談
今回は離婚訴訟について詳しく解説しました。離婚訴訟で勝つためには、「5つのコツ」を意識しながらしっかり準備を行うことが大切です。

とはいえ、まずは離婚についてプロに相談するのがおすすめ。「離婚のプロはやっぱり弁護士?」と考える方が多いと思いますが、意外にも「不動産会社」が解決してくれます。

離婚に強い弁護士と提携している不動産会社なら、「離婚成立→不動産購入や売却の相談」がスムーズにできますよ。ぜひ一度相談してみてください。

離婚問題もまとめて相談可能!弁護士との連携があるハウスウェルへご相談ください



 

【関連記事】 
【離婚】住宅ローンはどうすべき?借り換え方法や注意点
・ 【離婚裁判】弁護士費用を下げる5つのコツ
【離婚と「うつ」】病む原因・症状は?〜うつを回避するストレス解消方法

不動産の価格を知りたい・売却を依頼したい

無料売却査定を依頼する

分からないことを相談したい・まずは資料が欲しい

無料まずはプロに相談をする

0120−2103−07

営業時間 / 10:00~19:00
定休日 / 年中無休

新着コラム

Zoomでオンライン来店Zoomでオンライン来店